
女性にのみ訪れる、さまざまな変わり目や転機をチャンスに変えて、より一層輝く!
憧れのあの人、輝く素敵な女性にインタビュー。
大安ケイコさん part2
今回ご登場いただくのは、結婚相談所「ハピ婚相談所」主宰で、結婚カウンセラーの大安ケイコさん。
持ち前の明るいキャラクターと、ご自身の結婚、離婚、再婚の経験を生かして、多くの幸せカップルの成婚をサポートしています。
「ハピ婚相談所」を設立するまでの道のり、現在のご主人と出会って"ハピ婚"をゲットするまで、
6歳の娘さんの育児と仕事の両立について...。
大安さんのこれまでに迫りました。
■やっぱり家族が欲しい...。これまでの自分を見つめ直す
32歳で離婚を経験したことが、人生の大きな転機になったという大安さん。
それから、自分を見直す時間を持つようになります。
「離婚してからしばらくは、1人の自由な時間がすごく快適で。
楽しんではいたのですが、時間が過ぎていく中で、ふとしたときに私の頭に浮かぶのは、"家族3人で楽しく暮らしている様子"だったんです。
やっぱり私は幸せな結婚がしたいし、お母さんになりたい。
そう思ったときに、周りで結婚して幸せな家庭を築いている人たちと自分は何が違うんだろう、何がいけないんだろうとこれまでの自分を振り返ってみたんです。
前回もお話ししたように、私は家族との関係があまり良くなかったので、昔から親に『おまえはダメなヤツだ』と言われ続けてきました。
それによって、私も自分に自信が持てなくて、彼ができても『別れるって言われたらどうしよう』とオドオドしてばかりで。
そんなふうに"自己否定"をすることがいけなかったんだと気付いたんです。そこで、カウンセリングを受けて親子関係を見直したり、自分の意思を尊重するように意識したり。
あとは、ファッションや髪型を、周りから明るく見えるように変えたりもしました。それを、3ヶ月間集中的に行って、自分を見つめ直したんです」
■お見合いパーティーで運命の出会い。1年半後には再婚を決意
自分を見つめ直していたある日、軽い気持ちでお見合いパーティーを訪れることに。
「今の自分の恋愛力を試してみたかったのと、モテる女の子のリサーチを...と思って参加してみたんです。
彼を見つけようとか、結婚しようとかは全然思わずに、本当に気楽な気持ちで参加して。
そこで出会ったのが今の夫だったんです!! 彼の姿を見たとき、爽やかでオーラが輝いていて『こんな人いいなぁ』と思ったんですよね。
でも、これまでの私を好きになってくれたのは、少し影があるような人が多くて。今回もダメだろうなんて思っていたら、彼から話しかけてくれたんです。
彼も普段はパーティーなんか行かないタイプなのに、その時は誕生日が近かったそうで、『1人じゃ寂しいなー、誰か出会えるかな...』と軽い気持ちで参加したそうです。
最後にはカップルになることができて、そのままつき合うことになって。デートを重ねるうちに、彼は私のことをすごく尊重してくれて、私のやりたいことは、何でもやってみなよと応援してくれる人だとわかった。
もちろん、私も彼の人生を応援していて、すごく居心地がよかったんです。1年半後には、結婚することになりました」
■自分の経験をもとに、恋愛・結婚のメソッドをまとめた本を出版!
2003年に今のご主人と結婚をして、ついに理想の結婚生活を手に入れた大安さん。結婚をきっかけに、ある思いを抱くようになります。
「これまでの経験から、いい結婚をするには、相手の中身をきちんと見ることはもちろん、自分自身をしっかり見つめ直すことや、結婚前に、自分を幸せな状態にしておくことが大切だと痛感したんです。
私の1回目の結婚のように、今いる場所から逃げたい、結婚すれば人生が変わるんだと思っていては、ダメだなと。そんな思いから、本を出したいなと思うようになりました。
ちょうどその頃、出版研究会に参加することになり、そこで受付していたのが、のちに一緒に本を出すことになる、相棒の吉日ヒロコさんだったんです。
彼女は当時ライターをしていて、いずれ本を出版したいという希望があって、『一緒に本を書こう』と意気投合しました。
原稿を書いて、出版社に売り込みにまわって、ついに2004年に、結婚応援ユニット・大安吉日として『恋愛&結婚出会いのバイブル―本モノの「王子様」の見つけ方』(アーク出版)を出すことができたんです」